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結論:『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』は、どんな罪状でも執行猶予を勝ち取る弁護士・御子柴礼司を主人公にしたリーガル・サスペンスです。保険金殺人の被告人の弁護を引き受けた御子柴の法廷での闘いと、ある記者の死をめぐる捜査が並行して描かれます。中山七里さん初の法廷もので、人気の「御子柴礼司シリーズ」の第1作です。
- こんな人におすすめ:法廷ミステリーが好きな人/ダークな主人公の物語を読みたい人
- 読みやすさ:文庫1冊。法廷場面の緊張感でぐいぐい読める
※この記事では、結末には触れずに紹介します。
『贖罪の奏鳴曲』の基本情報
| 著者 | 中山七里(1961年生まれ、岐阜県出身。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、48歳でデビュー。音楽ミステリーから法廷・社会派まで作風は幅広く、「どんでん返しの帝王」とも呼ばれる) |
|---|---|
| 刊行 | 講談社(2011年12月)/講談社文庫(2013年11月) |
| ページ数 | 文庫(講談社)392ページ |
| シリーズ | 御子柴礼司シリーズ第1作。著者初のリーガル・サスペンス |
| 映像化 | 2015年にWOWOWでドラマ化(主演:三上博史)、2019〜2020年に東海テレビ・フジテレビ系でドラマ化(主演:要潤) |
『贖罪の奏鳴曲』の登場人物一覧
- 御子柴礼司:どんな罪名でも執行猶予を勝ち取る弁護士
- 東條美津子:保険金殺人事件の被告
- 東條幹也:美津子の息子。脳性麻痺があり、携帯電話で文字を打って会話する
- 古手川和也:埼玉県警捜査一課の刑事
- 渡瀬:埼玉県警の警部
- 日下部洋子:御子柴法律事務所の事務員
『贖罪の奏鳴曲』のあらすじ(ネタバレなし)
入間川の堤防で、全裸の男性の水死体が見つかります。身元は、強請りをくり返していたフリー記者・加賀谷竜次でした。
加賀谷が、保険金殺人事件の被告・東條美津子の件を追っていたことを知った埼玉県警の渡瀬は、美津子の国選弁護人となった御子柴礼司に疑いの目を向けます。
一方の御子柴は、最高裁で美津子の無実を証明するための弁論に挑みます。
『贖罪の奏鳴曲』の読みどころ(ネタバレなし)
1. ダークな弁護士・御子柴礼司
どんな罪名でも執行猶予を勝ち取る御子柴は、一筋縄ではいかない主人公です。彼がなぜ国選弁護を引き受けたのかが大きな謎になります。
2. 法廷での逆転劇
最高裁の弁論で御子柴が見せる手腕は、法廷ミステリーならではの見どころです。
3. シリーズにつながる御子柴の過去
物語を通して、御子柴という人物の過去が少しずつ明らかになっていきます。シリーズ全体の核となる部分です。
ドラマ版『贖罪の奏鳴曲』のキャスト
2015年1月から2月にかけて、WOWOW「連続ドラマW」でドラマ化されました(全4話、監督:青山真治)。2019年12月から2020年1月には、東海テレビ制作・フジテレビ系「オトナの土ドラ」で『悪魔の弁護人・御子柴礼司 〜贖罪の奏鳴曲〜』として放送されています(主演:要潤)。
主なキャスト
| 御子柴礼司 | 三上博史(WOWOW版)/要潤(フジテレビ系版) |
|---|---|
| 東條幹也 | 染谷将太(WOWOW版) |
| 東條美津子 | とよた真帆(WOWOW版) |
| 渡瀬 | リリー・フランキー(WOWOW版) |
『贖罪の奏鳴曲』に関するよくある質問
Q. 『贖罪の奏鳴曲』のあらすじを簡単に言うと?どんな話?
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』は、どんな罪状でも執行猶予を勝ち取る弁護士・御子柴礼司を主人公にしたリーガル・サスペンスです。保険金殺人の被告人の弁護を引き受けた御子柴の法廷での闘いと、ある記者の死をめぐる捜査が並行して描かれます。
Q. 『贖罪の奏鳴曲』は読みやすい?
文庫1冊。法廷場面の緊張感でぐいぐい読める。
Q. 『贖罪の奏鳴曲』は映画化・ドラマ化されている?
2015年にWOWOWでドラマ化(主演:三上博史)、2019〜2020年に東海テレビ・フジテレビ系でドラマ化(主演:要潤)。
Q. 『贖罪の奏鳴曲』はシリーズ作品?
御子柴礼司シリーズ第1作。著者初のリーガル・サスペンス。
Q. 『贖罪の奏鳴曲』が好きな人におすすめの作品は?
同じ作家の作品なら、『さよならドビュッシー』、『連続殺人鬼カエル男』、『護られなかった者たちへ』などがおすすめです。
Q. 『贖罪の奏鳴曲』は何ページ?読むのにどれくらいかかる?
講談社の文庫版で392ページです(ページ数は国立国会図書館の書誌情報による)。1分間に1ページ前後のペースで読むと、およそ6.5時間が目安です。
『贖罪の奏鳴曲』の感想・評判(読者の口コミ傾向)
御子柴礼司シリーズの入口として、法廷ミステリーファンに人気の作品です。
よく見られる高評価の声
- 御子柴のキャラクターに引き込まれたという声が多い
- 法廷場面の逆転劇が痛快だという感想が目立つ
- シリーズを続けて読みたくなったという意見が多い
気になる点として挙がる声
- 御子柴の過去が重く、読んでいてつらいという声がある
- 法廷場面の展開が都合よく感じたという人もいる
※読書メーター・Amazonなどに寄せられた読者レビューの傾向を、当サイトで要約したものです(2026年10月時点)。