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結論:『連続殺人鬼カエル男』は、埼玉県飯能市で、幼児が書いたような稚拙な犯行声明文を残して続く猟奇殺人を描いたサイコサスペンスです。マスコミが「カエル男」と名付けた犯人を、埼玉県警の若手刑事・古手川和也とベテランの渡瀬が追います。過激な描写もありますが、最後まで驚きが続く展開で人気の高い作品です。
- こんな人におすすめ:サイコサスペンスやどんでん返しのある作品が好きな人/刑事ものを読みたい人
- 読みやすさ:文庫1冊。描写は過激だが、展開が速く一気に読める
※この記事では、結末には触れずに紹介します。
『連続殺人鬼カエル男』の基本情報
| 著者 | 中山七里(1961年生まれ、岐阜県出身。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、48歳でデビュー。音楽ミステリーから法廷・社会派まで作風は幅広く、「どんでん返しの帝王」とも呼ばれる) |
|---|---|
| 刊行 | 宝島社文庫(2011年2月)。応募時のタイトルは「災厄の季節」 |
| ページ数 | 文庫(宝島社)411ページ |
| シリーズ | 続編に『連続殺人鬼カエル男ふたたび』(2018年)、『連続殺人鬼カエル男 完結編』(2024年) |
| 映像化 | 2020年にカンテレでドラマ化(全8話、主演:工藤阿須加) |
『連続殺人鬼カエル男』の登場人物一覧
- 古手川和也:埼玉県警捜査一課の若手刑事
- 渡瀬:埼玉県警捜査一課の警部で、古手川の上司
- 有働さゆり:ピアノ教室を開く女性。当真の保護司
- 当真勝雄:過去に事件を起こし、保護観察中の18歳の青年
- 御前崎宗孝:犯罪心理学の権威である精神科医
- 光崎藤次郎:監察医
『連続殺人鬼カエル男』のあらすじ(ネタバレなし)
埼玉県飯能市のマンションの13階で、フックで吊るされた女性の遺体が見つかります。そばには、幼い子どもが書いたような稚拙な犯行声明文が残されていました。
わずか4日後、今度は廃車のプレス機で押しつぶされた第2の遺体が発見されます。マスコミは犯人を「カエル男」と名付けました。
古手川と渡瀬が捜査を進めるなか、第3の事件が起きます。事件が飯能市内で「アイウエオ順」に起きていることに気づいたとき、街は市民のパニックへと発展していきます。
『連続殺人鬼カエル男』の読みどころ(ネタバレなし)
1. 不気味な犯行声明
子どもの日記のような犯行声明が、事件の不気味さを際立たせています。犯人の意図をめぐる謎が物語を引っ張ります。
2. パニックに陥る街
次は誰が狙われるのか分からない恐怖から、街全体がパニックになっていく様子が描かれます。社会派サスペンスの要素もあります。
3. 最後まで続くどんでん返し
中山さんらしく、終盤には何重もの仕掛けが待っています。最後のページまで油断できない作品です。
ドラマ版『連続殺人鬼カエル男』のキャストと評価
2020年1月から2月にかけて、カンテレの「このミス大賞ドラマシリーズ」第4弾としてドラマ化されました(全8話、監督:熊澤尚人)。
主なキャスト
| 古手川和也 | 工藤阿須加 |
|---|---|
| 渡瀬 | 鶴見辰吾 |
| 有働さゆり | 野波麻帆 |
| 当真勝雄 | 前田航基 |
| 御前崎宗孝 | 嶋田久作 |
『連続殺人鬼カエル男』に関するよくある質問
Q. 『連続殺人鬼カエル男』のあらすじを簡単に言うと?どんな話?
『連続殺人鬼カエル男』は、埼玉県飯能市で、幼児が書いたような稚拙な犯行声明文を残して続く猟奇殺人を描いたサイコサスペンスです。マスコミが「カエル男」と名付けた犯人を、埼玉県警の若手刑事・古手川和也とベテランの渡瀬が追います。
Q. 『連続殺人鬼カエル男』は読みやすい?
文庫1冊。描写は過激だが、展開が速く一気に読める。
Q. 『連続殺人鬼カエル男』は映画化・ドラマ化されている?
2020年にカンテレでドラマ化(全8話、主演:工藤阿須加)。
Q. 『連続殺人鬼カエル男』はシリーズ作品?
続編に『連続殺人鬼カエル男ふたたび』(2018年)、『連続殺人鬼カエル男 完結編』(2024年)。
Q. 『連続殺人鬼カエル男』が好きな人におすすめの作品は?
同じ作家の作品なら、『さよならドビュッシー』、『贖罪の奏鳴曲』、『護られなかった者たちへ』などがおすすめです。
Q. 『連続殺人鬼カエル男』は何ページ?読むのにどれくらいかかる?
宝島社の文庫版で411ページです(ページ数は国立国会図書館の書誌情報による)。1分間に1ページ前後のペースで読むと、およそ7時間が目安です。
『連続殺人鬼カエル男』の感想・評判(読者の口コミ傾向)
中山作品の中でも特にどんでん返しが多い作品として知られています。
よく見られる高評価の声
- 最後まで何度も驚かされたという声が多い
- スピード感があって一気に読めたという感想が目立つ
- 古手川と渡瀬のコンビが魅力的という意見がある
気になる点として挙がる声
- 殺害の描写が過激で苦手という声が多い
- 展開が強引に感じたという人もいる
※読書メーター・Amazonなどに寄せられた読者レビューの傾向を、当サイトで要約したものです(2026年10月時点)。