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結論:『盤上の向日葵』は、遺留品の名駒を手がかりに白骨死体事件の真相を追う二人の刑事の捜査と、奨励会を経ずに実業界からプロ棋士になった青年・上条桂介の半生を並行して描いた将棋ミステリーです。2018年本屋大賞で2位に選ばれ、2019年にNHKでドラマ化、2025年には坂口健太郎さん主演で映画化されました。
- こんな人におすすめ:将棋を題材にした小説を読みたい人/一人の人間の半生を描く重厚なミステリーが好きな人
- 読みやすさ:文庫は上下巻。将棋のルールを知らなくても楽しめる
※この記事では、結末には触れずに紹介します。
『盤上の向日葵』の基本情報
| 著者 | 柚月裕子(1968年生まれ、岩手県釜石市出身。2008年『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。『検事の本懐』で大藪春彦賞、『孤狼の血』で日本推理作家協会賞を受賞) |
|---|---|
| 刊行 | 中央公論新社(2017年8月)/中公文庫(2020年9月、上下巻) |
| 評価 | 2018年 第15回本屋大賞2位。将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞 |
| 映像化 | 2019年にNHK BSプレミアムでドラマ化(主演:千葉雄大)、2025年に映画化(監督:熊澤尚人、主演:坂口健太郎) |
『盤上の向日葵』の登場人物一覧
- 上条桂介:若手棋士。東大卒で実業界から異例の転身を遂げた
- 佐野直也:埼玉県警の新米刑事。元奨励会員
- 石破剛志:埼玉県警のベテラン刑事
- 壬生芳樹:若手棋士。14歳で四段になった天才
- 東明重慶:賭け将棋を指す「真剣師」
- 唐沢光一朗:元小学校教諭。桂介に将棋を教えた
『盤上の向日葵』のあらすじ(ネタバレなし)
白骨死体の事件が起き、遺留品として名駒が見つかります。
埼玉県警のベテラン刑事・石破と、元奨励会員の新米刑事・佐野は、名駒を手がかりに事件の真相を追い始めます。
一方で物語は、奨励会を経ずに実業界からプロ棋士となった異色の天才・上条桂介の半生を描いていきます。舞台は山形・天童。桂介はタイトル戦「竜昇戦」に挑もうとしていました。
『盤上の向日葵』の読みどころ(ネタバレなし)
1. 二つの物語が交わる構成
刑事たちの捜査と、天才棋士の半生。二つの物語が交互に描かれ、やがて一つにつながっていきます。
2. 上条桂介という人物
東大卒で実業界からプロ棋士になった桂介。その異例の経歴の裏にある過去が、物語の大きな謎です。
3. 将棋の世界の熱
対局の場面や、賭け将棋の「真剣師」の世界など、将棋の熱い世界がいきいきと描かれます。
ドラマ・映画版『盤上の向日葵』のキャスト
2019年9月にNHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」でドラマ化されました(全4話)。2025年10月31日には映画が公開されています(監督・脚本:熊澤尚人、配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹)。
主なキャスト
| 上条桂介 | 千葉雄大(ドラマ)/坂口健太郎(映画) |
|---|---|
| 石破剛志 | 大友康平(ドラマ)/佐々木蔵之介(映画) |
| 東明重慶 | 竹中直人(ドラマ) |
| 唐沢光一朗 | 柄本明(ドラマ) |
| 宮田奈津子 | 土屋太鳳(映画) |
『盤上の向日葵』に関するよくある質問
Q. 『盤上の向日葵』のあらすじを簡単に言うと?どんな話?
『盤上の向日葵』は、遺留品の名駒を手がかりに白骨死体事件の真相を追う二人の刑事の捜査と、奨励会を経ずに実業界からプロ棋士になった青年・上条桂介の半生を並行して描いた将棋ミステリーです。2018年本屋大賞で2位に選ばれ、2019年にNHKでドラマ化、2025年には坂口健太郎さん主演で映画化されました。
Q. 『盤上の向日葵』は読みやすい?
文庫は上下巻。将棋のルールを知らなくても楽しめる。
Q. 『盤上の向日葵』は映画化・ドラマ化されている?
2019年にNHK BSプレミアムでドラマ化(主演:千葉雄大)、2025年に映画化(監督:熊澤尚人、主演:坂口健太郎)。
Q. 『盤上の向日葵』の受賞歴・評価は?
2018年 第15回本屋大賞2位。将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞。
Q. 『盤上の向日葵』が好きな人におすすめの作品は?
同じ作家の作品なら、『孤狼の血』、『凶犬の眼』、『暴虎の牙』などがおすすめです。
『盤上の向日葵』の感想・評判(読者の口コミ傾向)
本屋大賞2位に選ばれ、将棋ミステリーとして多くの読者に読まれている作品です。
よく見られる高評価の声
- 桂介の半生に心を揺さぶられたという声が多い
- 将棋を知らなくても楽しめたという感想が目立つ
- 対局場面の緊張感がすごいという意見がある
気になる点として挙がる声
- 結末に賛否があるという声がある
- 前半の展開がゆっくりに感じた人もいる
※読書メーター・Amazonなどに寄せられた読者レビューの傾向を、当サイトで要約したものです(2026年10月時点)。