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結論:『孤狼の血』は、昭和63年の広島を舞台に、暴力団担当のマル暴刑事・大上章吾と、彼のもとに配属された新米刑事・日岡秀一を描いた警察小説です。強引な手法で暴力団の抗争を抑え込む大上のやり方に、日岡は強く反発しながらも、次第に影響を受けていきます。第69回日本推理作家協会賞を受賞し、2018年に役所広司さん主演で映画化された、「孤狼の血」シリーズの第1作です。
- こんな人におすすめ:骨太な警察小説やヤクザものを読みたい人/映画を見て原作が気になった人
- 読みやすさ:文庫1冊。緊張感のある展開で一気に読める
※この記事では、結末には触れずに紹介します。
『孤狼の血』の基本情報
| 著者 | 柚月裕子(1968年生まれ、岩手県釜石市出身。2008年『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。『検事の本懐』で大藪春彦賞、『孤狼の血』で日本推理作家協会賞を受賞) |
|---|---|
| 刊行 | KADOKAWA(2015年8月)/角川文庫(2017年8月) |
| シリーズ | 「孤狼の血」シリーズ第1作(続編に『凶犬の眼』『暴虎の牙』) |
| 受賞・評価 | 第69回日本推理作家協会賞。第154回直木賞候補。「このミステリーがすごい!」2016年版3位 |
| 映像化 | 2018年に映画化(監督:白石和彌、主演:役所広司)。続編映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年、主演:松坂桃李) |
『孤狼の血』の登場人物一覧
- 大上章吾:呉原東署のマル暴刑事。強引な手法で暴力団の抗争を抑え込む
- 日岡秀一:大上のもとに配属された新米刑事
- 五十子正平:五十子会の会長
- 加古村猛:加古村組の組長
- 尾谷憲次:尾谷組の組長
- 瀧井銀次:瀧井組の組長。大上との付き合いが長い
『孤狼の血』のあらすじ(ネタバレなし)
昭和63年、広島。呉原東署で暴力団を担当するマル暴刑事・大上章吾のもとに、新米刑事の日岡秀一が配属されます。
大上は、強引な手法で暴力団の抗争を抑え込んでいました。日岡はそのやり方に強く反発します。
やがて大上は、加古村組を壊滅させるために動き出し、日岡もその渦中に巻き込まれていきます。
『孤狼の血』の読みどころ(ネタバレなし)
1. 型破りな刑事・大上
強引な手法で暴力団と渡り合う大上。善人とも悪人とも言い切れない、強烈な存在感を放つ人物です。
2. 新米刑事・日岡の成長
大上に反発しながらも、そのそばで警察とは何か、正義とは何かを学んでいく日岡の姿が描かれます。
3. 昭和の広島の迫力
暴力団の抗争が続く昭和末期の広島が舞台です。時代の空気が物語に迫力を与えています。
映画版『孤狼の血』について
2018年5月12日に東映の配給で公開されました(監督:白石和彌、主演:役所広司)。2021年には続編『孤狼の血 LEVEL2』(主演:松坂桃李)も公開されています。続編の映画は、原作小説では描かれないオリジナルストーリーとされています。
『孤狼の血』に関するよくある質問
Q. 『孤狼の血』のあらすじを簡単に言うと?どんな話?
『孤狼の血』は、昭和63年の広島を舞台に、暴力団担当のマル暴刑事・大上章吾と、彼のもとに配属された新米刑事・日岡秀一を描いた警察小説です。強引な手法で暴力団の抗争を抑え込む大上のやり方に、日岡は強く反発しながらも、次第に影響を受けていきます。
Q. 『孤狼の血』は読みやすい?
文庫1冊。緊張感のある展開で一気に読める。
Q. 『孤狼の血』は映画化・ドラマ化されている?
2018年に映画化(監督:白石和彌、主演:役所広司)。続編映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年、主演:松坂桃李)。
Q. 『孤狼の血』はシリーズ作品?
「孤狼の血」シリーズ第1作(続編に『凶犬の眼』『暴虎の牙』)。
Q. 『孤狼の血』の受賞歴・評価は?
第69回日本推理作家協会賞。第154回直木賞候補。「このミステリーがすごい!」2016年版3位。
Q. 『孤狼の血』が好きな人におすすめの作品は?
同じ作家の作品なら、『凶犬の眼』、『暴虎の牙』、『盤上の向日葵』などがおすすめです。
『孤狼の血』の感想・評判(読者の口コミ傾向)
柚月裕子さんの代表作として、警察小説ファンから高く評価されている作品です。
よく見られる高評価の声
- 大上の圧倒的な存在感に引き込まれたという声が多い
- 最後まで緊張感が続くという感想が目立つ
- 骨太な警察小説として読みごたえがあるという意見がある
気になる点として挙がる声
- 暴力描写が多く苦手という声がある
- 登場する組や人物が多く、整理しにくいという人もいる
※読書メーター・Amazonなどに寄せられた読者レビューの傾向を、当サイトで要約したものです(2026年10月時点)。