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結論:『汝、星のごとく』は、瀬戸内海の島で出会った17歳の暁海と櫂が、互いを想いながらも、家族や生活の事情に引き裂かれていく長い年月を描いた恋愛小説です。2023年の本屋大賞を受賞し、凪良ゆうさんは2度目の本屋大賞受賞となりました。2026年10月には横浜流星さん・広瀬すずさん主演の映画も公開されています。
- こんな人におすすめ:切ない恋愛小説で心を揺さぶられたい人/家族や生き方に悩んだ経験がある人/映画を見て原作が気になった人
- 読みやすさ:二人の視点が交互に語られ、読みやすく引き込まれる
※この記事では、結末には触れずに紹介します。
『汝、星のごとく』の基本情報
| 著者 | 凪良ゆう(1973年生まれ、滋賀県出身。2007年にBL作家としてデビューし、『流浪の月』『汝、星のごとく』で本屋大賞を2度受賞) |
|---|---|
| 刊行 | 講談社(単行本 2022年8月)/講談社文庫(2025年7月) |
| 初出 | 『小説現代』2022年5・6月合併号、7月号 |
| 受賞 | 2023年本屋大賞、キノベス!2023 第1位、2022王様のブランチBOOK大賞ほか(第168回直木賞候補) |
| 続編 | 『星を編む』(2023年11月) |
| 映像化 | 2026年10月9日に映画公開(監督:藤井道人) |
『汝、星のごとく』の登場人物一覧
- 井上暁海:瀬戸内海の島で生まれ育った高校生。母と二人で暮らす
- 青埜櫂:京都から島に引っ越してきた高校生。母と暮らす
- 久住尚人:櫂と組んで漫画を制作するパートナー。作画を担当
- 北原先生:暁海たちの高校の化学教師
- 林瞳子:刺繍作家。暁海の父と関係を持つ女性
- 青埜ほのか:櫂の母
『汝、星のごとく』のあらすじ(ネタバレなし)
瀬戸内海に浮かぶ小さな島。父が家を出ていき、心を病んだ母と暮らす高校生の井上暁海は、京都から引っ越してきた同い年の青埜櫂と出会います。櫂もまた、恋に生きる母親に振り回されて育った少年でした。
家族のことで周囲から好奇の目で見られる者同士、二人は惹かれ合い、恋人になります。やがて櫂は、相棒の尚人と組んだ漫画で夢をつかむために東京へ。一方の暁海は、母を置いて島を離れることができず、島に残る道を選びます。
離れて暮らすうちに、二人の生活と心は少しずつすれ違っていきます。それでも互いを想い続ける二人の、長い年月にわたる物語が始まります。
『汝、星のごとく』の読みどころ(ネタバレなし)
1. 二人の視点で語られる物語
暁海と櫂、二人の視点が交互に語られます。同じ出来事を、それぞれがどう受け止めていたのか。すれ違いの理由が見えるからこそ、切なさが増していきます。
2. 「自分の人生を生きる」というテーマ
親の世話や周囲の期待に縛られながら、それでも自分の人生をどう生きるのか。家族の問題を抱える人ほど、二人の選択に心を揺さぶられる作品です。
3. 北原先生という存在
暁海を見守る北原先生は、物語の中で大きな存在になっていく人物です。続編の『星を編む』では、北原先生の過去も描かれます。
映画版『汝、星のごとく』(2026年)のキャストと評価
2026年10月9日に東宝の配給で公開されました。監督は藤井道人、脚本は安達奈緒子、主題歌はRADWIMPS「夕星-ゆうづつ-」。愛媛県今治市などで撮影されています。
主なキャスト
| 青埜櫂 | 横浜流星 |
|---|---|
| 井上暁海 | 広瀬すず |
| 久住尚人 | 松村北斗 |
| 北原草介(北原先生) | 長谷川博己 |
| 林瞳子 | 石田ゆり子 |
| 青埜ほのか | 尾野真千子 |
| 井上志穂(暁海の母) | 木村佳乃 |
公開から3日間で動員23万4000人、興行収入3億5100万円を記録しました。横浜流星さんと広瀬すずさんは、同じ凪良ゆう原作の映画『流浪の月』(2022年)でも共演しています。
『汝、星のごとく』の感想・評判(読者の口コミ傾向)
本屋大賞受賞作として幅広い世代に読まれ、「泣いた」「何度も読み返したい」という感想が非常に多い作品です。
よく見られる高評価の声
- 二人の想いがすれ違っていく切なさに、何度も泣いたという声が非常に多い
- 家族に縛られる苦しさがリアルに描かれていて、自分のことのように感じたという感想が目立つ
- 続編の『星を編む』まで読んで、物語の見え方が変わったという意見も多い
気になる点として挙がる声
- 登場人物の選択に共感できず、読んでいてつらかったという声がある
- 重い展開が続き、気持ちが沈むと感じた人もいる
※読書メーター・Amazonなどに寄せられた読者レビューの傾向を、当サイトで要約したものです(2026年10月時点)。
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