書籍紹介 「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣 一番ケ瀬瑶子

自己啓発

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』要約|他人軸から抜け出す時間の使い方【一番ケ瀬瑶子】

毎日やることに追われて一日が終わる。忙しいのに、なぜか満たされない。そんなモヤモヤを抱えている人に向けて書かれたのが、一番ケ瀬瑶子さんの『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』です。

結論から言うと、この本は「時間の使い方を手がかりに、他人の期待ではなく自分の価値観で選ぶ習慣をつくる本」です。単に効率を上げて「やるべきこと」を早く片づけるための時間術ではありません。自分の時間・感情・価値観を書き出すワークを通して、「自分にとって本当に大切なこと」に時間を使えるようにしていく、という内容です。4万人に使われてきた『自分軸手帳』のメソッドを一冊にまとめたもので、発売前からAmazonの複数カテゴリで1位を獲得するなど注目を集めました。

この記事では、本書の要点、各章の内容、読む前に知っておきたい点をまとめて紹介します。

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』の基本情報

書名 「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣
著者 一番ケ瀬瑶子
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 2026年7月24日
ページ数 288ページ(単行本・ソフトカバー)
価格 1,980円(税込)
推薦 越川慎司さん(作家・株式会社クロスリバー代表)

著者・一番ケ瀬瑶子さんについて

一番ケ瀬瑶子さんは、自分軸手帳合同会社の代表です。外資系IT企業でマーケティング職として働きながら、2度の出産・育休を経験し、時短勤務で職場に復帰しました。限られた時間の中で「やるべきこと」に追われ、忙しいのに満たされない日々を送ったことをきっかけに、『自分軸手帳』を開発します。

会社員を続けながら2021年に法人を設立し、2023年に独立。手帳は累計4万部に達し、オンラインコミュニティ「自分軸手帳部」には延べ5,000人以上が参加しています。講演や企業研修も数多く手がけています。

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』の要点(要約)

① 「他人軸」で選ぶと、時間はどんどん奪われる

本書でいう「他人軸」とは、誰かの期待、世の中の常識、SNSで見かけた情報などを基準にものごとを選ぶことです。他人軸で選んだ予定やタスクは、こなしても満足感が得られにくく、「忙しいのに満たされない」状態を生みます。本書は、まずこの他人軸に気づくところから始まります。

② 忙しさの原因は「時間がないこと」ではない

推薦文を寄せた越川慎司さんも触れているように、満たされない理由は時間が足りないことではなく、「自分軸」がないことにある、というのが本書の考え方です。時間を増やすのではなく、時間の「選び方」を変えることに焦点を当てています。

③ 15分でも、自分軸で選べば自分の時間になる

自分軸の生き方というと、仕事や生活を大きく変えなければならないように感じるかもしれません。しかし本書が勧めるのは、日々の小さな選択を少しずつ変えていくことです。たった15分でも、小さな選択でも、自分の価値観で選んだ時間は「自分のための時間」になります。育児や仕事で忙しく、まとまった時間がとれない人でも取り組みやすい考え方です。

④ 書き出すことで、自分の価値観が見えてくる

本書には、時間・感情・価値観を書き出す4つのワークが収録されています。頭の中だけで「自分は何を大切にしたいのか」を考えても、答えはなかなか出てきません。実際に書き出すことで、自分の本音や大切にしたいことが少しずつ言葉になっていきます。購入者特典として、ワークシート4点も用意されています。

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』の目次と各章の要約

第1章 時間を手がかりにして自分と向き合う

自分が普段どんなことに時間を使っているのかを振り返り、そこから自分と向き合っていく章です。時間の使い方には、その人が何を優先しているのかが表れます。

第2章 自分の感情を基準にする

何をしているときに満たされ、何をしているときにモヤモヤするのか。自分の感情を、選択の基準として使っていく考え方を扱います。

第3章 価値観を言葉にする

自分が大切にしたい価値観を言葉にしていく章です。価値観が言葉になっていると、迷ったときの判断がぶれにくくなります。

第4章 自分軸で生きるための振り返りと目標設定

見えてきた価値観をもとに、日々の振り返りと目標設定を行う方法を扱います。

第5章 自分軸で選ぶ習慣で小さく行動を変える

いきなり大きく変わろうとせず、日々の小さな選択から行動を変えていくための章です。

第6章 自分軸の選択を積み重ねて人生を変えていく

小さな自分軸の選択を積み重ねることで、人生全体を少しずつ自分らしいものにしていく、という本書の締めくくりです。

本を読む前に試せること:一日の時間を振り返ってみる

本書の考え方を参考に、まずは昨日一日の過ごし方を振り返ってみましょう。

  1. 昨日やったことを、時間の流れに沿ってざっと書き出す
  2. それぞれの時間に、「満たされた」「モヤモヤした」「特に何も感じなかった」のどれかの印をつける
  3. 「モヤモヤした」時間について、それを選んだ理由が「自分がしたかったから」なのか「誰かの期待や義務感から」なのかを考える

これだけでも、自分がどれくらい「他人軸」で時間を使っているのかが見えてきます。本書では、こうした振り返りをワークとして体系的に進めていくことができます。

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』の感想・評判(読者の口コミ傾向)

本書は2026年7月刊行の新しい本で、現時点ではまとまった数の読者レビューはまだ多くありません。ここでは、刊行時の反響と、本の特徴から見たポイントを紹介します。

刊行時の反響

  • 発売前の時点で、Amazonの「仕事術・整理法」「女性と仕事」「シンプルライフ」など8つのカテゴリで1位を獲得
  • もとになった『自分軸手帳』は累計4万部、ユーザーのコミュニティは延べ5,000人以上が参加するなど、手帳ユーザーからの支持が厚い

読む前に知っておきたい点

  • ワークに取り組みながら読むことで効果が出るタイプの本なので、読むだけで終わらせず、手を動かす時間をとるのがおすすめ
  • 仕事を効率化するテクニックやタスク管理術を求めている人には、方向性が違うと感じられる可能性がある

※出版社の発表や書誌情報をもとに当サイトでまとめたものです(2026年10月時点)。

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』はこんな人におすすめ

  • 毎日忙しいのに、充実感がない人
  • 人の期待に応えようとして、自分のことが後回しになりがちな人
  • 仕事と育児・家事の両立で、自分の時間がとれない人
  • 手帳やノートを使って、自分と向き合う習慣をつくりたい人

まとめ

『「やるべきこと」に追われない 自分軸習慣』は、時間の使い方を入口にして、自分が本当に大切にしたいことを見つけ、それを日々の選択に反映させていくための一冊です。時間を増やすのではなく、選び方を変える。15分の小さな選択から、自分の時間を取り戻してみてはいかがでしょうか。

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参考・出典

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